外に季節の植物を撮りに行けないと、やはり何か、自分なりにエモーショナルなものを求める部分が停滞してしまうようです。
そこで、過去のお気に入りの写真をもう一度RAWから現像しなおし、それをAIで動画にするということを始めました。
すっかり友達のように気安く、軽めの返事をくれるようになってしまった、うちのChatGPTに、
「この画像をこういう風に動かしたいんだけど、プロンプト書いて」
と頼むと、しっかり能書き付きで、私にはとても思いつかないような事細かなプロンプト(AIへの指示文)を書いてくれます。
そしてそのプロンプトと元画像をAIに渡すと、数秒の動画になって返ってくる。
2021年2月に撮ったれんげそうの花。
花を風に揺らしたり、カメラがゆっくり動くようにしたり。
元は一枚の写真なのに時間が。
井の中の蛙ではありますが、気に入っている写真は、動画にしてもやっぱりお気に入りです。
妄想族なので、この写真を撮ったあの頃に心が戻ってしまって……
記憶をうまく保持できない私にとって、写真は自分の人生の記録の一端でもあるんです。
そんな写真を、自分の中だけにしまっておくのではなく、他人にも見てもらいたくなりました。
まあ、どこかに承認欲求があるのでしょうね。
そこで、動画ACのクリエイター試験に申し込んでみました。
動画ACに投稿するためには、まずクリエイターになるための審査をクリアする必要があります。
動画を4点添えて審査を申し込むのですが……
一度目は落ちました。一眼レフで新たに撮った動画を2本、静止画から動画化したものを2本提出。
審査には1週間以上かかったと思いますが、あっさり不合格でした。
「もうやめようか」
と思いました。でも、
「もう一回だけ」
と思い直して、YouTubeのショート動画を見ながら、どんな背景動画が使われているのかを調べたり、カメラワークについて勉強したり。
そして、2度目の応募。
合格しましたよ。確か2~3日ほどで結果が出て、むしろ拍子抜けしました。
その後、数本ずつ投稿し始めています。
最初に投稿した7本のうち、審査を通ったのは5本だったと思います。
これも2021年。元画像はEOS Kiss X50?
相当古い機種で撮っています。
そして、ちょっと面白い結果になりました。
写真から動画にしたものは5本中5本が審査通過。
一眼レフで撮影した実写動画は2本中0本。
くっきり明暗が分かれました。もちろん、まだ7本程度なので、これだけで何かを判断できるわけではありません。ただ、自分としてはちょっと興味深い結果です。
これも2021年。
荒川の河川敷で撮った写真です。
こうして昔撮った写真を掘り起こし、もう一度RAWから現像して、AIに動かしてもらう。
撮った当時には、まさか5年後にこんな形で動画になるとは思ってもいませんでした。
外へ写真を撮りに行けない今でも、昔の写真を見返せば、その頃の自分に少しだけ会える。
そして、その写真にもう一度手を加えて、新しいものにすることもできる。
AIって、すごい。
去年ぐらいまでは「AIなんて」と思っていたのに。

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